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ご挨拶

第53回日本臨床神経生理学会学術大会
第60回日本臨床神経生理学会技術講習会
会長 後藤 純信 (国際医療福祉大学 医学部 生理学講座 教授
           国際医療福祉大学大学院 作業療法学分野 教授)

この度、第 53 回日本臨床神経生理学会学術大会および第60回日本臨床神経生理学会技術講習会を2023年 11 月 30 日(木)〜12月2 日(土)の 3 日間、福岡市の福岡国際会議場にて開催させていただくことになり、関係者一同、大変光栄に思っております。

この伝統ある2学会を開催するにあたり、ひと言、ご挨拶申し上げます。

今回の学術大会の総合テーマは「一歩歩行万里」、副題として「~基礎から臨床へ 臨床から基礎へ~」と致しました。今回のテーマである「一歩歩行万里」は、母校の校訓の1つで、45年来人生の礎としている言葉の1つです。新しい知見を得るためには、“行きつ戻りつ”しながらの1歩1歩の着実な歩みが大切で、それがなくては主体的かつ創造性に富む思考や現実に即した行動が確立しないことは周知のことと思います。研究や教育も同様で、1つ1つの進歩なくして発展はありません。特に、学際性の高い当学会は、“基盤となる基礎分野の新たな知見を臨床に還元する、臨床での疑問が新たな基礎研究を生み出す”、といった生命の輪廻と同様の基礎と臨床の歯車が合ってこそ社会貢献できると考えています。 近年の脳・神経系の基礎研究の発展と臨床応用には目覚ましいものがあり、日々、新しいテクノロジーや解析法が開発されています。本学術大会が、基盤となる臨床神経生理学を究めていただくとともに、新たな研究や開発の出発点を発見していただく一助となることを強く願っております。

このような考えの下で、本学術大会のプログラムは、臨床神経生理分野の基盤となる知識を習得でき、さらに新たな発想が得られるような基礎と臨床の融合を目指した教育講演、シンポジウム、ミニレクチャー、ランチョンセミナー、イブニングセミナー、市民公開講座などを企画しております。また、技術講習会は、初心者も興味が湧くようなレクチャーとライブデモを中心に構成したいと考えており、当日参加できなかった方にも視聴できるよう、オンデマンド配信も考えております。

このように、例年にも増した充実したプログラム構成を考えており、皆様にご満足いただけるように鋭意準備を進めております。

皆様のご参加をお待ち申し上げております。
重ねましてご支援・ご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

日本臨床神経生理学会第53回学術大会/第60回技術講習会